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コラム

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勘違いしている!?コミュニケーション力とは

就職面談におけるコミュニケーション能力とは

就職活動する上で、大事だと言われるコミュニケーション力ですが、皆さんはどのように表現しようと考えていますでしょうか。
面談の時に、「私はコミュニケーション力があると言われてます!」とでも言いますか?

もしくは、一か八か長所が聞かれるまで待ちましょうか?
それにしても、自身でコミュニケーション力があると言ってしまうのもエピソードトークに困りますよね(笑)

面接時のこんな回答はどうでしょう

「私は部活では率先して皆とコミュニケーションを取ってきました。」

「クラスやサークル、ゼミではムードメーカで皆と仲良くやることが苦になりません。」

「仲間を非常に大事にているので、周りが嫌いな子とも仲良くやってこれました。」

私が、企業で面接をやっていた時は間違えなく落選候補者としてましたね。
これだけのことで、当落を決めるものではないのでマイナス1ポイントというところでしょうか。
もちろんうまく表現できる人も中にはいらっしゃると思いますので、一概ではありませんが、コミュニケーション能力に絞って自身を表現しようとしたことがもったいないわけです。

せっかく自身を表現できる機会があるわけですから、口頭での回答は別の能力を表現すべきではないでしょうか。
なぜこのような事を言うかというと、コミュニケーション力がある人材を企業が求めているのは間違いありません。どこの企業もコミュニケーション能力の高い人間を欲しいわけですが、判断するのが最も難しい項目だからこそ、それなりに目が肥えてくるわけです。
そして、企業が求める本当のコミュニケーション能力とは、限られたコミュニティーで仲良くやれる能力ではなく、開拓できる、自身の力でコミュニティを広げていけたり、顧客のハートを掴むことのできる能力なのです。
これを表現するのは普通に意識しないで生活しているだけだと非常に難しいわけです。
海外の留学経験があるとか、自身でコミュニティを立ち上げたとか、難易度の高いボランティア活動に従事していたなど、フロンティアスピリットみたいなものを感じることができないとエピソードトークでは弱くなります。

 

面接時、表現するコミュニケーション能力とは

そこで、このコミュニケーション能力を示すとっておきの方法を伝授したいと思います。
ここでは重要度の高い3つの必須アイテムを紹介します。

 

まず1つ目は、理解する力です。

相手が何を言おうとしているのか、面接官の質問の意図は何なのかを瞬時に判断する理解力です。
人の話をただ聞くのではなく注意を払ってより深く、丁寧に耳を傾ける聴く力が必要になってきます。「当たり前!」と思っている方は、そうなんです、当たり前のことができないのが現実なのです。特に昨今は、ネットやSNSの発達により一方通行の会話や、メール文までも作りこまないLINE会話でコミュニケーションだと思ってしまっているので、これが普通になっているのです。
私も部下には常日頃言っておりますが、メールは連絡手段であってコミュニケーションツールでは無いと教えています。お客様には必ず、お会いしてコミュニケーションをするように指導しておりますし、どうしても会うのが難しい場合でもお電話で話すようにしています。
相手の意図や、こちらの意思が伝わりにくいからなのですが、会って話すことを不慣れとしている方々は練習が必要な力ですね。
少なくとも、集団面接などは定例の質問がほとんどですから、20パターンくらい練習するとクリアーできますし、個人面談でも、企業研究と自己分析をしっかり行って、想定質問を50パターンくらい練習すれば大丈夫ではないでしょうか。
面接における理解する力は練習でカバーできるので、やってみましょう!

 

2つ目は推察する力です。

面接官はなぜ、このような質問をしようとしているのか、本当の目的は違うところにあるのではないかと考える力です。
相手が聞いてくる質問の意図や背景を理解する読む力が必要になってきます。3つの中ではこれが一番難しいでしょうか。理解する力は想定される質問を頭に入れておけば、理解力が乏しい人でも補うことができます。しかしこの推察力は深い練習をしておかないと、いざ面接官と対峙した時に頭の中が空っぽになってしまうと、よくわからなくなってしまうからです。
「本当、空気が読めないよね!」と言われる人は、もしかすると多めに練習をするべきかもしれませんね。
しかしながら面接とは、雇う側と雇われる側との会話ですから、裏にある糸と言っても限定的なわけです。ですから、想定質問を何度も練習すれば実際には読む力があまりない人でも、あるように表現することができるわけです。

 

3つ目は言語化する力です。

実際に理解力、推察力があってもそれを表現できなければ全く意味はないわけで、構成をしっかり整えてそのロジックとも言える組み立てたものを言葉にする力が必要となります。
自分の考えや思いを相手に分かり易く伝える話す力とも言えるこの能力は、最終的にこれまでの2つをお披露目する重要な力なわけです。
話す力にはさまざまな要素が必要となりますが、就職面談に絞って言うと1番大切なのは、話の内容よりも笑顔です。笑顔の作り方は、口角を上げるわけですが、この状況で話を続けることが重要です。だいたい、8対2で笑顔を作るべきとセミナーなどでは教えていますが、笑顔が無事できるようになりましたら、以下のことをしっかり頭に入れてください。

・話し方はPREP法で話してください。

・大きい声でゆっくり話します。

・オープンクエッションでも1分を目安にしてください。

・やったことだけでなく、何を得たのかが重要になります。

・広めの課題は絞って回答しましょう。

 

まとめ

いかがでしたでしょうか、コミュニケーション能力は相手に気づいてもらう能力であって、こちらから「私コミュニケーション能力があります!」と宣言するものではないということです。
この3つのアイテムを利用して、面接官に感じてもらえば成功です。そして主体性や仕事に対する熱意、職業意欲、勤労意欲、組織への対応能力、チャレンジ精神など別の語らなければならないことに時間を割いてください。限られた時間の中で、自分らしさを表現しなければならないわけですから、その中でもコミュニケーション能力を感じてもらえれば、必ず第一志望を射止めることができます!
人生の選択をより理想的なものに。

 

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