イライラ経営者の解消法
こんなときどうしてますか?
目紛るしく世の中が動いている時は、自身の会社との差を痛感し悩むことも多いのではないでしょうか。
または、順調にいっている中小企業の経営者の方々の中には現状を物足りなく感じる時もあるのではないでしょうか。
そんな時、厄介なのがイライラ病。
イライラしていると他者にも嫌な印象を与え、特に中小企業を経営される代表の方々は禁物です!
イライラというもの
そもそもイライラとは、今に対するちょっとした不満や不安から起こるもので、イライラ=短気ではないのです。
ゆったりした性格の人でもイライラはするのです。
表現方法が、短気の方と気長の方とは違うだけで皆が直面する問題なのです。
ではイライラとは何で起きるのでしょうか、それは一生懸命考え、会社のためにその身を捧げる経営者の皆様だからこそ起こるものなのです。
何も考えていないような人にはイライラは無いもので、会社のこと、将来のこと、家族のこと色々考えるから起こる問題なのです。
特に、頭を使って会社を経営されてきた中小企業経営者の方々に起きやすい問題がイライラというものです。
イライラとは頑張っている人が起こすものということが理解できましたか?
自分を責めていた方々は責める必要はありません、前向きに捉えていきましょう!
こんなことありませんか?
今日こそはイライラしないようにと朝一自分に誓い会社に出勤する。
今日こそは怒るのはやめよう。
今日こそは貧乏ゆすりをやめよう。
今日こそは社員に仕事を任せてみよう。
しかし、、、
会社の机にむかい1時間もするといろいろなことが気になりだす。
そうイライラのはじまりです!
中小企業経営者のイライラの種
数字が伸びない原因は何か?
この商品はなぜ売れ行きが悪いのか?
この部長はいつもマイペース、何でできないのか?
もう少し会社のこと考えてくれないかな。
結局自分がやらなければ。
自分の分身が欲しい。
などなど
イライラした時の対策
生活習慣を見直すことです。
付け焼刃で、深呼吸や考え方などを変えたとしても長続きはしませんので、根本から見直していきましょう。
頭を使わなければならないのは、職業柄仕方のないことです。
ですから、生活の中で単純作業を入れるのです。
単純作業が、嫌いな方多くないですか?
私なんかは、単調なのが非常に苦手でどちらかというと新しいことを発想する方が楽というか楽しいです。
それでもこの単純作業をするようになってからイライラの回数と限界点が下がったような感じがします。
やることは、皆さんの仕事量と家庭での割ける時間によって変わってくると思いますので、実施例を参考に今日からやってみましょう!
週3回のトイレ掃除
・・・もちろん出勤前に毎日でも良いと思いますよ。私は忘れっぽいので、習慣にしないとなかなかできないと思い毎日やってます。
毎日のお風呂掃除
・・・今は泡状の洗剤も多く出てますし、吹きかける、流すだけでも十分です。
私は、凝り性なのか、カビ、黒ずみ対策、ガラスの水垢など、週に1回はやりたいことをやってる感じですかね。
週3回シンク、洗面台の掃除
・・・石川遼(プロゴルファー)も10代の頃に言ってましたが、他人や共同シンクも磨くそうです。これも精神統一の一環ですし、私もご紹介した掃除の中では洗面台をきれいにしている時が一番落ち着きます。
洗濯物を干す、たたむ
・・・これは洗濯物の担当になり、自分のものだけでも全てをやる必要がありますので、一人身の方や根性を据えてできる方はオススメです。乾燥機もついていると尚、選択肢が広がり面白いと思います。
週に1回は掃除機をかける
・・・単純にゴミを吸い取る、ゴミが見当たらなくても均等に掃除機を床に運ぶ。この単純作業は頭を真っ白にしてくれますので、結構オススメです。
忙しい中小企業の経営者の方でもできそうな5つをご紹介しました。
全てをやる必要はありませんし、1つずつ出来るところから始めて増やしていくのも良いと思います。
そしてこれを始めると気分が爽快になるのもありますが、奥さんや彼女(異性)にやってもらっていた方々は、異性との関係が良くなり感謝されますので、一石二鳥です!
これに限らず、単純作業であれば、何でも良いのだと思いますので、ぜひ始めてみましょう。
イライラ防止の効果
トイレ掃除やシンク掃除に代表される反復運動では、セロトニンが多く分泌され、心が落ち着き、リラックス効果があります。
セロトニンとは、「幸せホルモン」とも呼ばれる神経伝達物質のことで精神を安定させ、ゆったりした気持ちを持つことのできる物質です。
余談ですがセロトニンが不足していると、最悪の場合はうつ病なども引き起こすことにもなりますので、多く分泌されることをやっておいて悪いことはありませんね。
もう一つは3次元活動と言われている脳の活動を行うことができます。
お風呂掃除や洗濯、掃除機などは空間を捉え、的確に動作をしなければならないことから、脳を活性化させます。
常に新しいことを考えれる脳であることは非常に重要です。
中小企業経営者にとって老いは死活問題ですから、脳を使う運動を心がけると良いですね。
最大の課題は時間を作ること
それぞれ10分〜20分くらいのものですから、面倒なことをやることが自分の糧になると思って一度やってみることをお勧めします。
どうしても、「暇だからできるんでしょう」とか、「忙しいからできない」「面倒なことはしたくない」などご意見を伺うこともありますが、タイムマネージメントも仕事の一つと考え実践してみましょう。
イライラが無くなれば社員も喜びます!ご自身の負担も少なくなります!一度真剣に考えてみてはいかがでしょうか。